伯方島に移住した私のまにまに日記

芸大卒業後に愛媛県伯方島に移住した22歳女のおしゃべりです。

だって東京だよ、おっかさん

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(下北沢はカレーが有名とか知らん)

 

 

東京の街に~でて~きま~した~♪

 

というわけで久々の東京。出張。

離島創業スクールという講座に参加してきました。

長く芸大みたいな所にいると、タバコ(アメスピ)片手にボサボサヘアーで哲学を語りながら生きていくことが一番かっこいいんだぞ★

みたいな空中浮遊する暗示に惑わされて、まともに社会の仕組みに目を向けてこなかったので、私にとってはこうやって経営とかビジネスの一般的なスキルを勉強できる講座というのは、大人になる切なさを伴いながらも、とても大事だな~と思ってたりします。ほんとうに。

 しーかし、もともと数字を憎憎しくにらみつけるほど算数、数学が嫌いだっていうのに、どうして「経営」「ビジネス」なんてものにジリジリしているのか。お金を数えたりするし、経済ってゼッタイ不向きな気がするし・・・(こいつおバカなのか)

 ただ私いつか、美味しいものを沢山与えて育ててくれたお父さんとお母さんに、食い倒れてあの世に旅立って欲しいんです(棒読み)。まあ、人間の自然死というのは餓死のことを言うらしいので、精神的な食い倒れをば。世界の美味しいものを体に刻み込んで死んでくれ、という思いです。(いささか早い親の晩年の計画)

 

 そんな、日本海でのかに三昧を夢見る両親に、この期に及んで、「印税生活したい。印税生活できたら最高」とか言っている私。「そんなこと言ったって・・・」っていう食卓に失笑を誘う発言の連発。世の親御さんたち、こんな子どもに育てたらだめですよ・・・苦労しますよ・・・

 さくらももこのエッセイとか読んでいると、さくらさんが大金持ちなおかげで、ヒロシは海外に旅行しまくっているし、そのヒロシの様子を文章にすれば、さらにお金になるというすごい世界が広がっているのです。まるちゃんの未来明るすぎかよ。

もちろんそれこそ「才能」なんですけど。ね。

 

 

 話は大きく変わって、東京でのセミナー終わってから、東京でOLをしている友達と下北沢でオシャレな夕飯を食べました。駅前のゲーセンの前で一人でガチャガチャをしている私をみて「やばいんだけど!!!(爆笑)」と言いながら現れたムラシマ。

すっかりOLさんのいでたちで、中学時代の部活動中、テニスコートに生えている謎の草を見て「この匂い絶対大麻じゃん!大麻栽培してんじゃん!」と大騒ぎしていた私たちとはずいぶん違うライフスタイルになっていることを実感しました。

それでも会うやいなや、5億回くらいしている中学の頃の話。「教師の墓場」と何年も言われ続けていた我が母校での、理不尽で楽しい日々のこと。未だに「吾野プリズン」と呼んでケラケラ笑っています。

でも吾野いいところなんだよな、たまには顔出さないと。

大学のときに、前に住んでいた東吾野の家をテーマに作品を作ったら、なれないことをしたせいで血ヘドを吐くほど苦労したので(仕上がりは激ショボ)、「故郷がもう来るな!って言っているのかね・・・」という悲しい気持ちになってしまって、しばらく行けていません。でも私の木版画作品の舞台は、ほとんどが東吾野なので、思い出すだけでじんわりと心がポカポカします。そのぐらい好きです。

玉出身でも飯能の山奥から出てきて、現在のどかな島暮らしをしている私には、東京はとてもしんどくなってしまう場所です。そんな大都会で、バリバリ仕事を頑張っている友達。偉いな、すごいな、と話をすればするほど思います。セミナーに参加して大人になったような気でいる私なんかより5倍は成熟している。

 

 帰りの駅まで送ってもらって、券売機でせこせこ切符を買っている私を見て、「ICカードないの?!?!笑 今時ジジババか外国人だけしか買ってるところ見たこと無いわ!」と言われつつ、乗換えを教えてもらい、まるで自分が「東京物語」の島から出てきた老いた親になったような気持ちで帰りました。

電車の中で、さっきやった『魚卵がとび出る!』というガチャガチャから出てきた「押すととびっこが出てくるトビウオ」のストラップを無心でいじりながら帰路に着きました。

 

 まだ東京でのセミナーは4回もあるので、せっかくだから東京でいろいろ情報収集できたらいいな。