伯方島に移住した私のまにまに日記

芸大卒業後に愛媛県伯方島に移住した22歳女のおしゃべりです。

島にきて変わった台所

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昨日は誕生日でした。

一昨日の深夜に、冷蔵庫のイノシシ肉をなんとかしなきゃ・・・とこたつから重い腰をもちあげ、ぐつぐつチャーシューを作っていると日付がかわり23歳になっていて、なんとなく島の生活が板についてきた自分に驚いたりしました。

 

1人暮らしは5年目ですが、この4月からは、台所でドッタンバッタンクックパッドとユーチューブのハウツー動画片手に格闘の日々でした。

はじめてイノシシの解体の見学をした夜にイノシシ肉でスペアリブ煮込みを作って、一人でしがんだ、涙の食卓。

狙ったキスは釣れずにグチだけが釣れたという意味深な船釣りのあとの、3時間のお魚調理。ステンレスの包丁にはじめて声を出してキレたんだっけなぁ。

夏にもらったアワビは、犬の口の横のビロビロみたいなのが沢山動いていて、本当に気持ち悪くて、休日の台所で「おりゃーーーーー!!!!」と叫びながらバターソテーにしました。あまりの美味しさに卒倒したのも懐かしいです。キモいとか言ってごめんなさい。ありがとう命。

お盆にカキ打ちに連れて行ってもらって、ミルキーな岩カキで豪勢なカキディナーをしたことも、本当に贅沢だった~。

タコの調理も、トライアスロンのタコ飯作りでお母さんたちから教えてもらっておちゃのこさいさいになったけど、この前いぎす豆腐を作って、失敗しちゃったので、誰かに教えてもらいたいな~と思っているところです。

 

そうそう、この前、ずっと欲しかったキンキンの出刃包丁を、徳島の知り合いの方から頂いて、最近はお魚との付き合いがより楽しくなってきました。名前入りで切れ味も素晴らしい、昔ながらの鍛冶屋さんのものです。

 

魚と言えば、鯖か鮭か、貝ならあさりかしじみか、みたいな場所で育っていると、ありえなかった魚の種類、味の違い、捌き方、おいしい食べ方。

まだまだ勉強中ですが、我が家の台所も、ちょっとずつですが島仕様になってきているみたいです。

まわりには若い若いと言われるけど、私が小さい頃は23歳は立派な大人だと思っていたものです。自分の未熟さ、至らなさを思い知る毎日ですが、

昨日知らなかったことを知っている、昨日できなかったことをできる、っていう風に、毎日ちょこちょこ勉強やチャレンジのできる大人になっていきたいと思います。

 

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」

 

と昔教えてくれたのは、若い禅僧の人で、その人のおばあちゃんが言っていた言葉だそうです。ズドン!と胸打たれて、私もそうでありたいなと思うようになりました。(全然できてないけど)

23歳も引き続き生きます。

季節に敏感に、適度に力を抜いて。笑顔の多い1年になるといいな。