瀬戸内の夏、水軍レース
この7月の豪雨災害で、今治島嶼部の夏のビッグイベントが次々に中止になっている中、何故か絶賛開催予定の「宮窪 水軍レース」・・・
「夏は納涼に力を入れて冬眠する予定なので・・・」と一度お断りしたものの、やはりこんな珍しい大会に出場するチャンスはないかもしれないと思い直して、参加を決めました。
かつて瀬戸内海を席巻していた村上水軍(村上海賊)が使ってた船(?)に模した木造の船に12人で乗り込み、まさかの立ちこぎでレースをします。(ザ・中腰!)
これが本当に大変で、全身全霊でオールを振るってもたいして進んだ感触がない!っていう絶望感で、だれかが、「水溶き片栗粉を掻いているみたい」って言ったのがまさにぴったりの表現。練習のあと、車のハンドルを握る手がプルって橋を渡って伯方島に帰れるのか不安になるほどです。
でも景色は最高です。向こうには能島と伯方島が見えるし、灯台のほうで釣りをしている人がシルエットになってオシャレ。
この前の練習なんか、地元中学生男子のチームと一緒になったんですが、始まる前に港から「わー!」って言いながら飛び込んで、西日でキラキラする海を気持ちよさそうに泳いでました。なんて青春なんだ!
映画みたいで素敵だ~~
てなわけで7月29日、今治市宮窪町(大島)にて水軍レース開幕です。
レース終了後、船の上で討ち死にした猛者と見まがう私の顔を見たい人はぜひ冷やかしに来てくださいー(^^)<だ れ が い く か