アートワークショップ活動を通して少しずつ分かってきた子どものこと
こんにちは。
新年明けてから投稿を怠っているので今更ながらですが、
明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、今年は思い切って「年賀状をやめる」という方針にしてみました。
というのも、去年は年女だったし、なんとなくはりきって年賀状を消しゴムはんこで作ったのですが、島に来てから新しく出会った人に
「年賀状を送りたいので住所を・・・」
と言うと、
そもそも皆年賀状はストレスなので、これ以上送り先を増やしたくないって感じで軽くあしらわれてしまいました。笑
ほんで、こちらから送った旧知の間柄の人からも、私の住所がコロコロ変わるせいか新春の便りは届くことなく。
まあ、かといって寂しく感じることもさほどないし、年末の不要なストレスとバカにならない出費を考えると、アホらし山のたぬきなので(母の口癖)、今年は思い切ってやめてみたわけです。
帰省から戻ると、やはり年賀状は全然届いていなかったのですが、大学時代の先輩から1通、かわいいイラストとやさしい言葉が添えられた年賀状。とても嬉しい。
私なんかよりよっぽど忙しい人なのに、「ストレスから解放された」なんていってニヤついていた私ってなんなんだろう。
なるべきものは、こんなステキな社会人でしょう、ありよしくん。と、2019年初反省なのでした。(初笑いみたいにいうな)
さて、
早いもので、地域おこし協力隊2年目も間もなく終わろうとしています。
今年度、思っていたよりも子どもと一緒に絵を描いたり、遊んだりしていたんだな~と写真を振り返りながら考えていたのですが、
私、意外と子ども好きかもな??と思うことが増えました。笑
昔からどことなく「おばさん感」「おかあさん感」オーラを放っていると言われるので(地味に傷つく)、勝手に子ども好きなものだと思われてしまうのですが、
そもそもの扱い方に慣れていなくて、こっちにきた当初は絡み方に困り果て、いつの間にか、子どもから奴隷のような扱いを受ける始末・・・・・(オイオイ笑)
なのですが、1年これだけ色々やっているとちょっとずつ関わり方も分かってくるし、
とくに絵を描いたり、工作をするという部分の生態についてちょっとずつですが理解できることもありました。
アートワークショップとかは、もう本当に、こちら側のバランス感覚みたいなものがすごく必要なものだと学んだ意義深い1年と言えるでしょう。
〈わかってきたこと〉
●どこまで用意して、どこから用意しないのかのバランス
●どこまで教えて、どこまで教えないのかのバランス
●「こうでなくてはいけないよ(強制)」と「こうなったらもっといいよ(提案)」のアドバイスの仕方と受け取られ方の塩梅。
●程よいルール設定で才能爆発の可能性
●「もう、やーめた!」までモチベーションが下がったら、こっちが〈劇的に絵が変化するポイント〉にちょっとだけ手を加えてあげると○。
●「子どもの想像力は無限大!」と言うけれど、真っ白な紙だけ渡されて発揮できる子はめっちゃ少ない。(だからこそヒントやルールは大事)
●世の中には「概念的な形」「概念的な色」が溢れていて、大人も子どもも(私も)それにとらわれまくっているので絵が全部同じになる。(例:本物のチューリップを知らずにイラスト化されたチューリップの絵から形を認識している現象)
●絵が嫌いな子でも、支持体や手順が変わるだけでめちゃくちゃできたりする。
と、こんな感じで、
分かってきたこと、収穫は多かったものの、まだまだ実践できていないし、やっぱり自分は指導に関してめちゃくちゃ未熟なのですごく苦戦しています。
てゆうか「指導」というのはなんか嫌です。
大学のときに先生から「君らより長く作品を作っているアーティストから、若いアーティストに、作品作りのアドバイスをしているだけ」と言われたことがあるので、もともとそういうスタンスで取り組みたいと思ってやっている活動です。
とにかく3年目は、今までのトライ&エラーからの収穫を沢山活かして面白いこと沢山したいな!
またこちらでお知らせするので、近くにお子さんがいらっしゃる人はぜひ一緒に!
来年度の計画立てているだけでワクワクする~~~!