伯方島まにまに日記

愛媛県伯方島に移住した25歳女の日々のおしゃべりです。

やっぱり奥深い世界

 

このブログを見てくださった方に、「普段と人格が違う」と言われているようで、恥ずかしい上に、やや困惑な日々です。

 

学生の頃は、誰にも見られていなかったし、煮えたぎる思春期の鬱憤がほとんど排泄のように文章にぶちまけられていたので(表現が最低)、自分の文章がどういう風に見られるのか分からなかったんですが、そうか、人格が違って見えるのか・・・と思い知らされました。

どっちが本当とかなくて、どっちも本当です。普段が猫っかぶりとかではないので(人見知りではありますが)、今後ともよろしくおねがい島す・・・。(久々に出た)

 

 

さて、全く話は変わるのですが、日本原種の野菜はセリとかウドとかワサビみたいな山菜が7種ほどだとか。江戸時代には、外来の人参や大根は美味しくなかったそうです。

 

昔っからタイムスリップするなら絶対に江戸時代(中期くらい)がいい!という位、何故だか江戸時代への憧れが止まらないんですが、お江戸の関連本を読んでいたら、そんな野菜の話が出てきて、ちょっとがっかり。(タイムスリップ前提の妄想をしているので)

うーん、山菜も好きだけど、やっぱり色んなお野菜があって、豊かな味覚がある世界に生きたい。今、これだけ日本の野菜や果物の味のクオリティが素晴らしいのは、先人たちが磨き上げてきた歴史ありきなんだなと思いました。

 

そもそも日本人は、オリジナルをゼロから生み出すのはちょっと苦手だけど、すでにあるものを最上級に磨き上げる技術は抜群なんだ〜なんて話を聞いたことがありますが、食の世界でも同じだと思います。

 

なんでこんな話をだらだらしてるのかというと、昨日、瀬戸内しまのわユースのイベント「Go to the next stage!」で、しまなみ食材を使った豪華料理を楽しんできたからです!!ヒューヒュー!日本の食文化最高!ビバ!って気分なのです。(語彙力)

 

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この前、うちの島に遊びに来ていた、あみちゃんマンが制作した皿です。ガタついて重いけど、大変味わい深いマイ皿を持参して腕ききのシェフたちが美味しく作った料理をのせました。

もっと素敵に盛りたかった、、、欲張りすぎた、、、もっとインスタ映えしたい。(私のインスタをチェックしている母親から「ろくな写真がない」とダメだしを食らっています)

 

それにしても鯛やタコなどの魚介、柑橘、野菜、島イノシシ。どれも素材が生きていて、ほっぺたがボタボタ落ちるような美味しさでした。やっぱり食は楽しいな〜 こればっかりは一生飽きないわ。(ダイエット宣言の10億倍信頼のおける発言)

 

地域活性化という漠然とした概念を前にすると、半開きの口からよだれが垂れている私も、食のトピックになると目がギョロつきます。

これだけ美味しい食材があるということは、豊かな土地があり、そこに携わる人がいて、美味しく食べる消費者がいるということ。当たり前だけど素材はいっぱいあるんだよね、なんでもできるよね、と思えました。

マジで、信頼できるのは一次産業。食です! 震災直後に、大慌てでスーパーで品物を買い占めるオバはんにはならんぞ私は!!!

 

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デザインも料理も、ここでもっと楽しめそうな予感。

来月から、また木版画も始めようと思うので、島をテーマにした作品をお披露目できるように頑張ろう〜

消費活動は神様にも。(伯方島とんど焼き編)

大学時代、ずっと版画をしていたわけではなくて、1年ぐらいは全然関係のないものを作っていたりしました。とくに半年間は、構想設計という芸大でも屈指の謎多き専攻に籍をおき、友達のぽんさん(前回のブログ参照)主演の映像作品を作ったり、合評のときにまったく作動しなかったという堂々0点のプログラミングなどをしていました。(思い出すだけで辛い)

その頃に、「マイ神棚」なるものを作ったのですが、「神」という恐るべき宇宙規模のテーマ設定をしてしまったおかげで、できあがったもののお粗末さに、「ん?ゴミ?」と思わず声が出た作品になりました。

もともとは、インド人コックさんから頂いた、絵付けが雑すぎて顔がめちゃくちゃのシヴァとパールバティの置物と、完全にオネェ系に見えるサドゥーの置物がアイデアの源で、「こんなに雑で安っぽいのに、神様だから捨てられないんですけど・・・」という「神」なるものの静かなる脅迫によって、しかたなくインテリアにしていたという実体験からきたものでした。

こんなに安物が量産されていては、偶像の需要と供給のバランスが乱れて、世界中が神様だらけになってしまうじゃないか!!!!というコンセプトだったので、ゴミみたいな神棚を作り、それを神様だと断定してしまえば結構いいもの(捨てられないもの)になるんじゃないかという計画だったのですが、いくら自分で定義づけをしたところで、ゴミはゴミであって、神様にはなれないということを思い知らされる結果となりました。

 

しかし、そんな私の杞憂とは裏腹に、日本人は賢いのだと気づきました。

1年お世話になった神様に、お礼を言って、きちんとさようならができる機会が用意されているおかげで、インフレーションはセーブされています。なんてけじめのある文化なんだろう。(インドでも一応河に流したりするみたいなんですが、燃やすほうがいいよね)

日曜日に伯方島の北浦でのとんど焼き(全国的には「どんど焼き」)に参加したのですが、それぞれが正月飾りや注連縄飾りを持ち寄って、きちんと焼いて気持ちを新たにしていました。焼いた灰を缶やバケツに入れて持ち帰り、家の周りにまくと、蛇が出なかったり、鏡餅を同じ火の中で焼いて食べると、一年病気をしないとか、はじめて知ることも多く、「有吉さんのお里ではなかった?」(お里 笑)と聞かれて、なかったなぁ・・・どうしてなかったんかなぁ・・・と思ってしまいました。(そもそも地元に神社ってあったろうか)

 

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厄年の人たちが、おしるこを用意してくださり、あま~い朝ごはんを堪能しました。

思っていた以上に人出が多くて驚いたのとともに、みんなで顔を合わせる地域の行事はいいなぁと改めて。私も、北浦のおっちゃんから「いつ髪きったんで?」と言われるまでになり、去年一年の伯方島でのご縁をぎゅっと噛み締めました。

もちろん、喜多浦八幡神社に参拝をし(実は初詣です)、えんむすびのお守りを買い、また一年がはじまるな~と一息。

ちなみに、喜多浦八幡神社のお守りがすごくかわいいのですよ!

聞いたところ、いつもお世話になっている神社の若奥様のデザインで、サイズもコロンとしてて。

 

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うらはかわいい亀ちゃんで、表は祭りのはっぴのデザインにも使われている船です。

白とピンクの2色展開ですが、今年は女子力向上したいのでピンクを。(おなごぢからと読みます)

今まで数々の霊験あらたかな神社でえんむすびを買っていましたが、念が入りすぎてだめだったのかもしれない。いや、きっとそうだ。(きっとそうじゃない)

 

えんむすび守りの大量消費者として、ばかばかしい神棚ではなく、かわいいお守りをいっぱい作って散布したほうが面白かったのではないだろうか、と今さらながらに思い返したりしている小正月の有吉なのでした・・・。

 

 

明けましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます。

 

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27日から長らくお休みをいただいて、島に友達が遊びに来たり、徳島で母と買い物にいったり、京都の加悦(宮津の近くです)のおばあちゃんの家に遊びに行ったりと、楽しんできました。

しばらく近況報告を怠っていたのですが、何よりの年末のビッグニュースといえば、車を手に入れたことです。(ヒューヒュー!)

ずっと探していたところ、車屋さんが自家用車にしていた車を格安で譲ってくださり、暖かい車内で音楽を聴きながら通勤という大変に御の字な年末。サンタクロースイズカミングトゥータウン!!!というわけです。

 

芸大の友達のあみちゃんと、ぽんさんが島に来ると言うので、その日に納車が間に合ったことで、連れて回れたのが助かりました。

夜は、どの店も混んでいたので、猪解体人のりとさんのとこから薄切りの猪肉を貰ってきて、うちで絶品すき焼きパーティーにしたのですが・・・

のりとさんは、ジージャンを肩から引きちぎったようなデザインのベストを年中着ているので、私は心の中で「ワイルドのりくん」と呼んでいるのですけど、本家すぎちゃんの100倍はワイルドなので、会った瞬間二人とも大興奮で、のりとさんちで檻に入った大量のたぬきにみかんをあげたり、テンションがあがって狸を棒で容赦なくつつきまくるワイルドのりくんの笑顔に絶叫したりと、楽しげな島暮らしを存分に体験してもらえたと思います。

ドルフィンファームで餌やり体験をしたり、亀老山、大山祇神社などなど、盛りだくさんのツアーだったはずなのですが、

帰宅したぽんさんから「いろいろと充実した島旅行でしたが、一番盛り上がったのはやはり、のりとさんの家でしたね」

と、のりとさん絶賛のメールと狸の動画が来ていて、変人向けのしまなみツアーでも作ろうかしらと思案しているところです。笑

 

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逆にお正月は、極端に穏やかで、おばあちゃんに今年の運勢(主に恋愛)を見てもらったり、編み物を教えてもらったり、くだらないテレビを無気力に見ながら冷えたぜんざいを茶碗に持ってスプーン(大きいほう)で食べ続けたりと、目も当てられぬほどの脱力感が漂う年明けを迎えました。

それでも、年は明け、2018年。平成も30年になってしまったわけですが。みなさんはいかがお過ごしでしょう?

やはり私は暴飲暴食がたたって、今までの口内炎はなんだったのかと思うほどに痛い、「胃腸の悲鳴」ともいえる口内炎ができてしまい、7日を迎える前から寂しくお粥を食べていました。この辺では、口内炎のこと、「けんびき」って言いますよね。

 

「ああ、かわいそうな私の胃腸・・・」と正月の愚かしい己を呪って、激烈に痛い足ツボマッサージをしながら、今年こそは!とダイエットを強く誓う私なのでした。(かれこれ50回目の誓い)

慌ただしい私のことなので、また色々とご迷惑おかけすると思いますが、本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

アウトドア八十八箇所

 

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さて、「アウトドア般若心経」は、みうらじゅん氏のすばらしい功績のひとつ。

般若心経に登場する全ての漢字を求めて、近所の街の看板から日本各地津々浦々をまわり、見つけた漢字の写真を撮って般若心経を完成させるというものです。

まったくバカバカしいと思われる代物ですが、「マイ仏教」を読んでいると、何か確信をついているようなついていないような。深いような浅いような。最高なのです。

 

四国八十八箇所巡りは、もともとゴリゴリのアウトドアコンテンツなので、わざわざ「アウトドア」をつけるのはおかしな話なのですが、適当なタイトルが思いつかなかったので雑に言い切ってみました。(枕でみうらじゅんの話がしたかっただけ)

 

ところで島で四国八十八箇所めぐりができることは皆さんご存知でしょうか??

この辺の島にはどこかしこにあるのですが(大島が有名)島内に小さい札所が沢山あって、全部に「八十八番大窪寺」みたいな感じで同じ名前がついています。伯方島も、阿波、伊予、土佐、讃岐にエリアが分けてあって、そこここに、小さな札所があるというかわいいお遍路です。

4月に、木浦の14箇所ほどを回って、今日は北浦の20箇所くらい?を回りました。朝から北浦の自治会長が一緒だったので、迷いの無い道順でサクサク進み、おしゃべりしながら気づいたら6キロ程歩いていました。

 

歩きながら治さんが教えてくださる昔話がすごくおもしろいのですが・・・

例えば、

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今から80年以上前に、塩で財を成した偉人がいたそうで、その人は費用を全部自分でもって(おそらく当時4.5万円くらい)島の子どもたちを京都や大阪へ修学旅行に行かせてくれたのだそうです。それも、一年や二年ではなく、何年も続き、当時の島の子どもたちにとっては、足を向けて寝ることができない有り難いお方だったのだとか。

今は閉校している北浦小学校の横に立つ像を見ながら、「金持ちでも、なかなかできることじゃなかろう」と教えてもらいました。

そんな話をしながら、お接待のある次の札所に行くと、91歳のおばあちゃんが「私が最後の修学旅行生じゃけんね~、、、楽しかったよ。はじめてみるもんばっかしで!」とうれしそうに教えてくれました。

点と点がつながっていく素敵な話だな~・・・。ちょっとジーンときました。

 

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(紫のジージャーにみきゃん軍手がいかす・・・)

 

そんなこんなで、また歩いていると、「やさ地蔵」のところに来まして、ここでも泣ける昔話がありました。

500年くらい前に、北浦のあたりで薩摩藩からきた船が難破して、陸に乗り上げたところ、その船には大事な「砂糖」が積んであって、それを誰かがこっそり盗んでみんなで舐めてしまったそうです。その甘く珍しい砂糖は、薩摩のお殿様が偉い人に献上する大事なものだったとかで、船に乗っていたお侍さんがめちゃめちゃに怒って、「犯人が出てこなかったら、この村の者全員の首を切るぞー!」と脅したんだそうです。

そしたら、自首したのは、18歳の弥三郎さんという村の青年で、みんなの罪を被ってかわりに打ち首になったのでした。

今日行った所には、北浦村の人が泣きながら建てた「やさ地蔵」があり、手を合わせながら、「こういう昔話はずっと残さなきゃだめだな~」と思ったりしました。

 

歩いている間に、ここは昔塩田だったところで、この人は北木島で財をなした人の像で、この辺は、その人が採ってきた北木島の石で、あの山は11面山で、三十三体のお地蔵さんがあるじゃろう、という具合に次々に教えてもらい、全く飽きることなく歩けました。すごく楽しかった~ へぇ~ボタン欲しい (古い)

 

消え行く地域の面白いモノ・コトを残すために私に何ができるだろう???と日々考えていますが、今日同行してくださったお二人のように、熱心に伝えようとしくれる人がいて、伯方島愛する人たちがいて、面白いモノ・コトがあって、あとはアクションだなと思います。

 

じゃあいつやるの?

いまでしょ!(しーん)

 

という状態です。はいはい、こっからですこっから!

 

とにかく島四国八十八箇所はいいですね。とっても楽しかったです。

またお接待のある日に回りたいな・・・

いやしんぼ有吉・・・

 

 

 

 

 

島にきて変わった台所

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昨日は誕生日でした。

一昨日の深夜に、冷蔵庫のイノシシ肉をなんとかしなきゃ・・・とこたつから重い腰をもちあげ、ぐつぐつチャーシューを作っていると日付がかわり23歳になっていて、なんとなく島の生活が板についてきた自分に驚いたりしました。

 

1人暮らしは5年目ですが、この4月からは、台所でドッタンバッタンクックパッドとユーチューブのハウツー動画片手に格闘の日々でした。

はじめてイノシシの解体の見学をした夜にイノシシ肉でスペアリブ煮込みを作って、一人でしがんだ、涙の食卓。

狙ったキスは釣れずにグチだけが釣れたという意味深な船釣りのあとの、3時間のお魚調理。ステンレスの包丁にはじめて声を出してキレたんだっけなぁ。

夏にもらったアワビは、犬の口の横のビロビロみたいなのが沢山動いていて、本当に気持ち悪くて、休日の台所で「おりゃーーーーー!!!!」と叫びながらバターソテーにしました。あまりの美味しさに卒倒したのも懐かしいです。キモいとか言ってごめんなさい。ありがとう命。

お盆にカキ打ちに連れて行ってもらって、ミルキーな岩カキで豪勢なカキディナーをしたことも、本当に贅沢だった~。

タコの調理も、トライアスロンのタコ飯作りでお母さんたちから教えてもらっておちゃのこさいさいになったけど、この前いぎす豆腐を作って、失敗しちゃったので、誰かに教えてもらいたいな~と思っているところです。

 

そうそう、この前、ずっと欲しかったキンキンの出刃包丁を、徳島の知り合いの方から頂いて、最近はお魚との付き合いがより楽しくなってきました。名前入りで切れ味も素晴らしい、昔ながらの鍛冶屋さんのものです。

 

魚と言えば、鯖か鮭か、貝ならあさりかしじみか、みたいな場所で育っていると、ありえなかった魚の種類、味の違い、捌き方、おいしい食べ方。

まだまだ勉強中ですが、我が家の台所も、ちょっとずつですが島仕様になってきているみたいです。

まわりには若い若いと言われるけど、私が小さい頃は23歳は立派な大人だと思っていたものです。自分の未熟さ、至らなさを思い知る毎日ですが、

昨日知らなかったことを知っている、昨日できなかったことをできる、っていう風に、毎日ちょこちょこ勉強やチャレンジのできる大人になっていきたいと思います。

 

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」

 

と昔教えてくれたのは、若い禅僧の人で、その人のおばあちゃんが言っていた言葉だそうです。ズドン!と胸打たれて、私もそうでありたいなと思うようになりました。(全然できてないけど)

23歳も引き続き生きます。

季節に敏感に、適度に力を抜いて。笑顔の多い1年になるといいな。

レッツ・乳酸!

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(60秒絵日記)イノシシ肉を解体している庭での世界観の独特な悪夢みたいな図。

 

 

こんにちは!アリヨシです。

 

担当者「今度、今治市の協力隊募集始まりますので、ブログを教えてください」

有吉「モチのロンです」

 

という流れから、ブログタイトルの確認まできたので、さすがに私も腕まくりしていたんですが、いざ協力隊募集ページを見たら

「ん・・・・ないな。」

というありがちな展開になってました。笑

他の人のブログはのってるのにさ。なんなのさ。と腐りながらも、こんなだらしのないブログは協力隊の風上にもおけないだろ、というツッコミをしている自分も隣におります。陳謝。

 

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さて、今日は瀬戸内しまのわユースの活動で山登りに行ってきました。

大三島の鷲ヶ頭山です。

近頃は昔嫌いだった食べ物とか本当に好きになってきたので、この調子で苦手だったことが「楽しいやん」となっていく時期なのでは?と思っています。

今回も登山が好きな人の気持ちを少しでも理解できれば、という熱い気持ちでアタック(大げさ)しましたが、

手前の安神山の頂上に行くまでで、ほとんど精力を奪い取られ(というかコースに入る前のコンクリートの階段でゼエゼエしていたので)、自分の体力のなさに本気で泣きそうになりました。

歩いている途中、参加者の方々が話しかけてくれているにも関わらず、

「・・・はい・・・(ゼェゼェ)・・・埼玉出身です・・・・(ゼェゼェ)」という瀕死の女。

なんか知らんけど、耳からスピー・・・スピー・・・という謎の音がでるし、肺がカラカラして持久走大会みたいな気持ちになってくる、久々の辛さでした。

高校から美術一色だったけど、中学の頃は一応軟式テニス部のキャプテンだった私。馬力はあるけど持久力が致命的になくて、年に一度のロードレース大会で、「お前クビにするぞ!」って顧問にキレられたんだっけなぁ。(しみじみ)

とにかく昔から有酸素運動が苦手だったことを忘れていました。はっはっは。

 

それでも、みんなと一緒に、なんとか登頂できたし、天気も良くて爽やかな日になりました。あと、下りすごくよかったです。膝は辛いけど、下りラブ。この時期の大三島は、紅葉がモザイク模様みたいになっていて素敵でした。

とりあえず今日はカメラを向けられるたびに「元気のふりー!」を掛け声に、とびきりのスマイルを作ることに意識を向けていましたが、もう少し、体力をつけて、こういうイベントを楽しめる人になりたいなと思います。(言うのはタダ)

 

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元気のふり。

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元気のふり。

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元気のふりの限界。

 

 

お弁当に梅干しを入れて行ったんですが、梅干しって疲れた体に染み込んでいく美味しさですね。梅干し見直しました。

何事も経験ですネ!(まさかの梅干しでまとめ)

 

(余談)

下山してきたら、大山祇神社で結婚式をしていました!疲れ切ってドロみたいな顔をしている私が写真に写り込んではいけないと逃げつつも、ホニャホニャ見ちゃいました。いいな〜いいな〜

 

 

 

 

 

島でデブになって、肌がツルツルになったとか。

さてはて、

前回のブログから何日経っているんだろう。

偉そうに「情報発信として、ブログを開設しました」なんて活動報告してるくせして、ちょっと忙しくなるとこれなんだから。

 

なんだか非常にフワフワしていて地に足が付いていない感じの近頃。ここのところ、週末は起業のセミナーに行くという生活が続いていたからだと思うのですが、我ここにあらず、というフワフワ感にいまいち元気がでないでいます。(こら)

例年、有吉の超感覚主義天文心理学によると11月の誕生月というのは、試練の多い時期でして、今年もあっちゃこっちゃバタバタしておりますが、楽しいことも結構あった!と思い返して自分を奮い立たせています。いまいち奮い立ってないけど。(こら)

 

それに加えて、各方から「ちと肥えたか?」「ちと肥えたな」と言われまくって、とにかくテンションが低いです。そんなバナナ、とたかをくくって体重計にのると2キロくらい増えている(ちーん)。

ただ、協力隊になってから会っていなかった友達からは「肌綺麗になったね」と意外な部分を褒められたので絶妙な気持ちです。(これは徹夜をしなくなったおかげだな)

 

そうゆうわけで、島に来て7ヶ月、肌ツヤのいいデブになったところで、ダイエットを始めました。

美味しいものをチラつかせながら「肥えとる方がわしの好みやけん」と言ってくる、おじさま方のまやかしに負けない強い心。それが今回のダイエットテーマ。

忙しいと痩せる!?というのはウソで私の場合、「今日は忙しかったからコンビニアイスたーべよっ♬」というご褒美システムに切り替わるので、とりあえず太るのです。

 

島に来た当初の体重に戻すだけなので、マイナス2キロが目標。

頑張りまーす。

 

 

 

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 【最近のはなし】

 

大島のポパイズクラブオリーブ園のオリーブオイルと新漬けの商品デザインさせてもらいました。

我ながら、なかなかお洒落・・・・(言っちゃったよ)

ポパイズクラブオリーブ園は、大島のチャーミングなおっちゃんたちが、お手入れ、収穫、加工までをしている素敵なオリーブ園。

耕作放棄地の活用を目的に、小豆島の苗木を植樹して3年が経ったそうです。

今年は大豊作で、私も吉海町の協力隊の千々木さん、山崎さんに誘われて、こういった形でお手伝いさせていただきました。

 

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作業の日は、平均年齢71歳のメンバーが集まって、早朝から昼まで働き、お昼にはオリーブたっぷりのピザ(園内にピザ窯あり)と缶ビールでパアっとやる。ひとしきり飲んだら、日の明るいうちに顔を赤らめてトボトボ帰るという流れ。

「なんていい生活なんだ!」と拍手したくなります。

 

こういう楽しいおっちゃん達の話を紹介することも、ブランディングに使えそうだなと思ったりして、すごーく勉強になりました。

島に来てから、商品デザインは初めてだったので、ちょっと興奮気味。この子達が、各家庭のキッチンに鎮座すると思うと、ニヤニヤが止まりません。今後もお付き合いが続くといいなぁ・・・と思っています。

 

 

 

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南予に行きました】

 

伯方島にいると、なかなか接点のない南予地方。トライアスロンの視察で愛南町に行って以来かな。いかんせん私用車のない私は、行きません。行けません。

 

今回は、日帰り旅行ということで、尾道市瀬戸田生口島)の協力隊のせいらさんと、大三島在住のえみりさんの2人とご一緒させてもらいました〜!やったー!

 

大洲市の青島っていう猫だらけの島で、猫とじゃれて癒されようぜ!というテーマの旅行だったはずが、朝のフェリーに乗り遅れ、午後のフェリーが欠航という悲しみの淵へ・・・。とてつもなく晴天だっただけに、無駄にかさばる猫のおやつとおもちゃが悲壮感をかもしました。

 

いやいや、でもでも、南予は魅力スポットいっぱいだ!

四国最西端!佐田岬。もう全然海の色が違います。なんちゅうか、エメラルドな透明感。美しいけど、怒らせたら怖い人って感じで。なめらかなブルーが魅力の瀬戸内海とはまた違う海の顔に、宇宙に行ってもいないのに「地球は青かった」って言いたくなります。

 

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佐田岬は、いろいろルートがあるんですが、何せ、フェリーを逃して時間が余りまくっていた私たちは、端から端まで、いろんな所を通って歩きました。まあ、とにかく灯台までが遠い・・・・!軽いハイキングみたいな感じで、すごい楽しかったです。

あと、入り口にウニを売りつけてくるおばあさんがいたり、同じおじさんと何度も遭遇したり、RPGみたいでした。

 

そして、帰りには有名な下灘駅へ。

海に一番近い駅。なんてセンスのいい場所なのでしょう。ゴテゴテカラフルなデザートじゃなくて、この慎ましげなハイセンスこそ、「インスタ映え」だと声を大にして言いたいよね。すっごく絵になる。

 

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しかも、青島行きフェリーが欠航になったおかげで奇跡的なタイミングで伊予灘ものがたりに遭遇!多くのファンに紛れて、写真を撮りまくりました。

 

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下灘珈琲でティーブレイクしながら、まったり過ごす南予旅〜。

愛媛、やっぱり見所いっぱいじゃないですか!!!計画がことごとく無に喫したにもかかわらずこの充実度はすごいです。

まだまだ行きたい所たくさんあるし。内子町にも今度行ってみたいです。(車を早く買おう)

 

帰りには今治の伊予水軍で夕飯を食べて帰ったんですが、鯛釜飯が美味しすぎて「ここは使える!(人が来た時に)」 って連発しちゃいました。コスパよすぎて・・・・

 

愛媛、ええとこでよかった〜

 

 

はい。

 

まあ、そんなとこです。

今日から引き続き、楽しい秋のプレイバックに浸りながら、 ダイエットを頑張ります。

 ブログも頑張ります。